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くじを引く前から、楽しみは始まっています

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こんにちわ。ケアー・サポートまつやまのブログ担当です。

この日は、次回のレクリエーションで行う「千本引き」の準備作業をみなさんと一緒にしました。千本引きはくじを引いておやつが当たるというレクです。

テーブルの上には、色とりどりのシールと番号が書かれたカード、そして緑のリボンが広がり、にぎやかな雰囲気。そんな中で、皆さまはとても集中した様子で、シールを一枚一枚丁寧に貼ってくださいました。

印象的だったのは、その“こだわり”。シールを等間隔に貼る方、色の並びを工夫される方、自分の番を待ちながら「この柄、かわいいね」と話しかけてくださる方もいて、それぞれの性格や感性がよく表れていました。

「ただのくじ引き」と言ってしまえばそれまでですが、私たちは“作るところから楽しむ”ことも大切にしたいと考えています。数字札に触れたり、細かなシールを貼ったりすることは、手先を動かすリハビリにもなりますし、何より「自分が作ったもの」がレクリエーションに使われるという実感が、参加意欲にもつながります。

職員として見ていても、こうした準備の時間はとても貴重です。にぎやかな中にも、自然と会話が生まれ、時には黙々と集中される時間もあり、それぞれが心地よいペースで関わっておられるのが伝わってきました。

レクリエーションというと「何をするか」ばかりに目が向きがちですが、「どう関わるか」も大切だと、改めて気づかされたひとときでした。

次回は、このくじを使って、どんな笑顔が見られるか今から楽しみです。

📷 ご本人の許可をいただいて掲載しています。