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みんなで一緒に体を動かす、午後のひととき

グループホーム

こんにちわ。ケアー・サポートまつやまのブログ担当です。

今日は、私たちの午後の体操の時間の様子をご紹介したいと思います。日々のケアの中でも、こうした体操の時間はとても大切にしています。この日の体操は、特に印象に残った場面がありました。

いつもは「今日はちょっと…」と見学されることの多い方が、この日は輪の中に入ってくださったのです。実はこの日は、参加される利用者様がいつもより多く、にぎやかな雰囲気がありました。それが伝わったのでしょうか。始めは見学されていたその方も、周りの楽しそうな様子に引かれるようにして、少しずつ手を動かし始められました。目は閉じたままでも、ちゃんと体はリズムに乗っていて…私たちも思わず嬉しくなっちゃいました。

体操の目的は、もちろん身体能力の維持や、日常的な活動のルーティンづくり、そして夜間の安眠につなげることです。でも、それだけではありません。私たち職員にとっては、いつもより動きがぎこちなくないか、体の傾きや表情、あるいは可動域に変化がないかといった小さなサインを見つける大切な機会でもあります。毎日見ていても、ちょっとした違いが表れるのがこういう時間なんです。

この日、輪になって体操をしている利用者様の様子は、なんだかいつもより活気がありました。椅子に座ったままでも、手を大きく動かされたり、笑顔が増えたり、皆様とても前向きなご様子。声をかけると、「今日はよく動いたよ、気持ちよかった」と嬉しそうに話してくださる方もいらっしゃいました。

私たち職員にとっては、こうした何気ない「日常のひとコマ」こそが宝物です。ご家族の方や、介護のお仕事に興味のある方にも、このあたたかい時間をぜひ知っていただきたいなと思います。体を動かすことの大切さと、そこに寄り添うケアの意味を、これからも伝えていきたいです。

📷 ご本人の許可をいただいて掲載しています。